仕事に忙殺されて更新に間が空いてしまいました、Marikoです!
かなり遅くなってしまいましたが、今回は私が昨年末〜今年3月までのアメリカ滞在の目的の1つについての記事にします。
それは、K-1ビザ(フィアンセビザ)を取り下げて結婚をすること!です。
以前K-1ビザの取り下げについては記事にしているので、今回は「どうやって結婚をしたか?」がメインになります。
K-1ビザについてはこちらをご参照ください。
私はコロナ禍の3月にカリフォルニアで結婚をしたので、今現在とは少し状況が異なるかもしれませんが
結婚の流れに大きな変更はないはずなので参考になると嬉しいです。(ちなみに、ESTAで滞在してました。)
各州毎のルールについては、州や郡のウェブサイトをご確認くださいね。
国際結婚準備 ① 〜アメリカで結婚するためにやること〜
まずはアメリカ(カリフォルニア州)で結婚するために私たちがやったことをご紹介します。
- マリッジライセンスの取得
- 結婚式を挙げる
- 役所へマリッジライセンスの提出、マリッジサーティフィケートの取得
- 日本の役所での結婚の手続き
やること自体は大きく上記の4点です。
一方で注意が必要なのは、日本の役所へ結婚の届出を忘れずにすることです!
海外の方式で先に結婚した場合、日本への届出を怠ると戸籍上は未婚のままとなります。
そのためアメリカで結婚する際は日本への報告も必ずするようにします。
カリフォルニア州での結婚について
実は「アメリカに住んでないのにアメリカで結婚できるの?」と思っていた時期がありました。なので、簡単ではありますがカリフォルニアでの結婚の要件についてまとめます。
詳細はこちらから確認できます。(←サンフランシスコのウェブサイトですが、他の郡でも同様に確認できます。)
- 基本的には18歳以上の未婚カップルであること(要顔写真付きID所有のこと)
- カリフォルニア州在住かアメリカ市民であることは問わない
- マリッジライセンス取得から90日以内に結婚すること(州内であればどこでもOK)
ざっくりですが、上記3点を守ればマリッジライセンスの取得・結婚ができます!
そのため、ESTAで滞在中でも結婚できるということです◎(ESTAなので帰国することが大前提ですが。。。)
それでは次から実際の結婚の流れに移りたいと思います😇
国際結婚準備 ② 〜マリッジライセンスの取得〜
アメリカで結婚するために必要になるのが、先ほどから何度か出ている「マリッジライセンス」です!アメリカでは日本のような戸籍はないので、マリッジライセンスを通じて婚姻可能であることを証明しているそうです。
通常であれば市役所に行けば取得できます。しかし、サンフランシスコ市役所は私たちが結婚準備をしていた昨年12月〜1月時点では対面サービスを中止していました。。😭
サンフランシスコ市役所のオンライン受付も確認しましたが枠が非常に限られていて、1ヶ月以上先しか予約ができませんでした。(当初は1月下旬に結婚予定だったので、ライセンスの申請を急いでいたのです。)
そこでカリフォルニアの各カウンティを片っ端から調べ、オンライン予約を受け付けている役所に電話・メールで連絡しまくりました😇
マリッジライセンス交付当日
私たちはオンラインでのマリッジライセンス取得を選んだので、当日はTeamsで役所の担当者とやりとりをしました。
手続きの時間は約30分で、事前に送付していた内容の確認と婚姻後の姓をどうするかの申請をしました。
事前に送付したものは大まかに以下のような内容です。(各カウンティで異なると思います)
- 新郎新婦の名前・生年月日・出身地
- 新郎新婦の両親の名前・生年月日・出身地
- 現住所
- public か confidential にするか (→ 私たちは特に希望はなかったのでpublicにしました)
また、カリフォルニア州で婚姻の場合はマリッジライセンス取得時に婚姻後の姓を決めることができるので、私たちはその場で申請をしました。
私はラストネームに旦那の姓を、ミドルネームに自分の姓を入れました。
つまり、こうなります↓↓
(結婚前) 妻 Hanako Yamada
夫 Adam Smith
(結婚後) 妻 Hanako Yamada Smith
夫 Adam Smith
(頭に浮かんだ名前を適当に例に挙げましたが、アダム・スミスって『国富論』書いた哲学者w)
最後に申請内容に間違いがないか、マリッジライセンスの下書きを確認し電子署名をします。
個人的に外国人の名前(ここだと日本人)って間違いが起きやすいと思っているので、スペルミスがないよう念入りにチェックしました😇
申請料金支払いの確認が取れると、1週間ほどで原本が自宅に郵送されました。交付日から90日がライセンスの期限なのでそれまでに挙式をします。
マリッジライセンスは結婚式当日に絶対必要なので、式までは厳重に保管しておきましょう。(担当の方には「水濡れ要注意」と何度も言われました笑)
国際結婚当日 〜いざ結婚式!〜
私たちは旦那の実家近くのワイナリーにて旦那の親族だけで小さな式を挙げました。
派手にやるのはあまり得意ではないので、却って良かったかなと思っています。
インスタに上げた写真がこちらです。
さて、式を楽しむことも大切ですが、もう1つ大事なのはマリッジライセンスに結婚に立ち会った牧師さんからサインをもらうことです!
晴れて夫婦になることができた喜びに浸りながら、牧師さんにサインを頼みました。
アメリカで結婚する際は、必ずマリッジライセンスを持参してくださいね!
ドレスや指輪を忘れてもライセンスだけは忘れないでください😂笑
国際結婚事後手続き① 〜マリッジサーティフィケート取得〜
結婚後はサインの入ったマリッジライセンスを発行元の役所に提出し、マリッジサーティフィケートをもらいます。
郵送か直接持参するか選べたのですが、早く手元に欲しかったので予約して役所に向かいました。
早く欲しかった理由は、CR-1ビザの申請と日本での婚姻手続きのためです。
CR-1ビザの申請についてはこちらをご覧ください。
ちなみに、ライセンス提出時にマリッジサーティフィケートのコピーも貰うことができます。
役所によって値段は変わると思いますが、1部15ドルくらいでした。
私は今後の諸々の手続きのために3部用意しておきました。
役所へライセンスを提出しサーティフィケートが貰えれば、晴れて公的にも夫婦になります!
これにてアメリカでの婚姻手続きは終わりですが、私は日本人であるため日本側でも手続きが必要になります。。
国際結婚事後手続き② 〜日本での結婚手続き〜
アメリカで先に結婚する場合は、後日婚姻届や結婚証明を提出する必要があります!
日本帰国後でも手続きは可能なのですが、私はアメリカ滞在中にサンフランシスコの日本領事館に出向いて婚姻届を提出してきました。
日本人が外国人の婚姻手続きのために必要な書類等はこちらで確認できます!が、以下にも同じ内容をまとめます。
(領事館によって原本か写しか多少異なるようなので、在米領事館で手続きをされる方はご自身の近隣の領事館で詳細をご確認ください。)
- 婚姻届 2通(署名のみ本人の直筆である必要があります)
- カウンティ発行の婚姻証明書 2通(原本1通、写し1通)
- 上記婚姻証明書の和訳文 1通 (和訳フォームは領事館サイトより入手可)
- 日本人の戸籍謄(抄)本 2通(原本1通、写し1通)(6ヶ月以内発行のもの)
- 配偶者の国籍を証明する書類 2通(原本1通、写し1通)(出生証明書 or パスポート)
- 上記国籍証明書の和訳文 1通 (和訳フォームは領事館サイトより入手可)
- 日本のパスポートおよび滞在資格 (私はESTAのコピーと持参)
アメリカ滞在中に領事館で婚姻手続きを済ませたい方は、予め戸籍謄本や婚姻届を用意しておくと結婚後スムーズに手続きできます!
無事に領事館で書類が受理されると、これにて手続き関連は全て終了となります!!!
ちなみに、外国人の場合は日本に戸籍がないため、日本人側が世帯主となる戸籍が新たに作成されます。日本帰国後に所用のため戸籍謄本を取り寄せたのですが、きちんと旦那の名前やアメリカ方式で婚姻したことが記載されていました!
結婚後の氏変更について
これは必須ではありませんが、外国人との婚姻の際は婚姻から6ヶ月以内であれな氏変更届を出すことができます。
つまり、日本では Yamada Hanako のままでいるか、 Smith Hanako となるかを選ぶことができます。(ラストネームの表記はカタカナ、ファーストネームはご自身の名前の表記に準じます)
私は帰国後の諸々の氏名変更手続きが面倒だったので、日本の戸籍上の名前はそのまま旧姓を維持していますw
※日本で先に婚姻する場合は多少変わります、が、経験していないので割愛します。
まとめ
以上、アメリカでの結婚と日本での婚姻届の提出についてまとめました!
この記事を書いている2021年7月は、恐らくアメリカの役所も徐々に通常営業に戻っていると思うので
記事の通りではないこともあるかもしれませんが、手続きの流れは大きく変わらないはずですので参考になれば嬉しいです!
番外編として結婚式で使ったドレスや小物類についての記事もそのうち書きます✨
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
Have a nice day♪
Mariko
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